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オンラインで、デザイン組織が「一堂に会する」場を。NUTION SUPER LIVEの舞台裏

パーソルキャリアの各部署に点在するデザイナーの横軸横断組織であるNUTION。80名を超えるデザイナーがお互いのしごとや活動を知る機会として、半期ごとにオンラインでの社内イベント「NUTION SUPER LIVE」(以下、SUPER LIVE )を実施しています。
企画・MCを務めるのは、NUTION デザインラジオのMCタイスケ&タカ。今回は、2022年度下期に行われ盛り上がりを見せたSUPER LIVEの様子を、2人のトークでお伝えします。

  • 佐藤 貴明 さん

    カスタマーP&M本部 デザイン部 dodaデザイン第2グループ
    マネジャー

    学生時代に映像制作を学び、卒業後は映像制作会社に就職。その後、Web制作会社に転職し、Webディレクターとして人材系ポータルサイトなどを手がける。自らの手でものづくりをしたいという想いから、はたらきながらデザイン学校に通いデザインスキルを習得。デザイナーとして幅広い顧客のWebサイト構築に携わった後、2017年にパーソルキャリア入社。dodaのUI/UXデザイナーを長らく担当、2022年10月よりtoB向け採用管理ツールのUI/UXデザイナーを務める。2021年、HCD-Net認定 人間中心設計専門家の資格を取得。

  • タイスケ さん

    デザイン推進統括部所属

    学生起業がキャリアのスタートも、マネジメントで失敗を経験。
    サラリーマンとして、大手ITメガベンチャー数社にてデザイン組織立ち上げや仕組みづくりを担当。その後、広告代理店系のスタートアップスタジオで新規事業伴奏コンサルティングに従事。現職では、デザインの横断組織の立ち上げとグロースを担当。

大きな組織のデザイン活動を見渡せるイベント

タイスケ:

みなさんこんにちは、MCタイスケとタカです。NUTIONサイトに出るのは久しぶりですね。

タカ:

今日は3月末に開催して大きく盛り上がった、SUPER LIVEがテーマということで。

タイスケ:

SUPER LIVEというのは、NUTIONというパーソルキャリアの横串デザイン組織で行うオンラインイベントで、半期活動の振り返りと慰労会を合わせたような感じですよね。

タカ:

NUTIONメンバー全員が集まるので、もしオフラインだったらそれなりの広さのところを借りないと収まらないくらいの規模ですよね。当日はどんな流れでしたっけ?

タイスケ:

イベント前半は下半期の総括として、各統括のマネージャーに半期の総括や各施策ごとの振り返りをしてもらいました。始動したばかりの組織でまだインターナルの発信も弱いので、横軸での活動を知ってもらう場にもなったのではと思います。
後半は、レクリエーションですね。ランチの時間に行ったので、ご飯を食べながら気軽に聞いてもらえるようなコンテンツを用意して、全体通して2時間の会になりました。

タカ:

2時間とはいえ、それなりに内容が盛りだくさんでしたよね。結構あっという間だった気がします。

タイスケ:

SUPER LIVEは今回で2回目ですけど、上半期の終わりに開催した1回目の時は、コンテンツが多すぎて当初想定していた内容を終えることができず、中途半端な感じになってしまった反省がありまして。今回は時間にゆとりのある構成を意識しました。

タカ:

下半期の総括パートは、「ほかのデザイナーはこんなことをやってるんだな」と知ってもらう機会になりましたよね。特に他部署のデザイナーたちが何をやってるかって、組織が大きいからこそ常には把握しきれない部分もあるじゃないですか。改めて全体を見渡せるタイミングがあるのは貴重ですよね。

タイスケ:

イベント後のアンケートでは「知らない活動が多かった」っていう意見も多かったですからね。

デザイナー全員で手を動かす、インタラクティブな企画

タカ:

もちろん「SUPER LIVE」というくらいですから、レクリエーション企画もやります!というところで、イベント後半は結構インタラクティブなコンテンツをやりましたね。全員が声を出して話したらもう収拾つかなくなるので(笑)、オンラインホワイトボードツール上でアンケートに答えてもらうような形態にしました。今改めて見返すと、スタンプがえらいことになってますね。

タイスケ:

「あなたの前職は何ですか?」「どこ出身ですか?」といった気軽な質問から始めて、徐々に「オンラインになって通勤時間が減った分その時間、何に当てますか?」みたいなオープンクエスチョンにも答えてもらったり。

タカ:

非常にデザイナーっぽいなと思ったのが、勝手にまとめ始める人が出てきたことですよね(笑)。お願いしたわけじゃないのに、気づけば付箋でいい感じにカテゴライズされてるっていうのが非常にデザイン組織らしいなと。

実際に集まった付箋

タイスケ:

そうそう、あとパーソルキャリアはリモートワークが進んでいて離島とかに移り住んでいるメンバーもいたりしますが、そういう個性が出る回答も垣間見れましたね。

タカ:

地方で働くっていうのが今や当たり前というか、「あ、そうなんですね」ぐらいの温度感になってきていますよね。香川の離島で働いているメンバーもいれば、北海道で働いているメンバー、家族で山梨に移住したメンバーもいるし。

タイスケ:

だからこそのオンライン開催でもありますよね。「東京でオフラインでやります」だと、たぶん全員の参加は難しい。それに、いくら日常生活に戻って来たとはいえ、ご家族のことや自身の健康状態も含め、人が密集するところは行きにくい人もいたりするし。年度末の忙しい時期でもあったから、オンラインだったことでより気軽に参加してもらえたんじゃないかな。

リモートだからこそ、能動的にコミュニケーションをデザインしにいく

タカ:

NUTIONではリモートワークが基本だから、オンラインでのコミュニケーションが「特に何も難しさを感じないレベル」まで浸透してると思っていて。「一堂に会する」ことがオンラインでもできたなという感覚なんですけど、タイスケさんはどうですか?

タイスケ:

そうですね。オンラインに慣れてきているのはとても良いことだなと思う一方で、やっぱりどう面白くするか、参加者たちがどうしたら前のめりに参加してくれるかというところは非常に悩ましいですよね。気軽に参加してもらうことと、アクションを促すことの両立ってなかなか難しい。一方通行すぎると聞いてもらえないし、バランスが問われますね。でも今回、ホワイトボードを使って双方向のコミュニケーションができたことは非常に良かったんじゃないかな。

タカ:

まさに、みんなが集まる場のデザインですよね。自分たちはデザイン組織ということもあって、オンラインだからといって決して手放しでやってるわけではなくて、離れてるけど「そこにいる感」を出すというか、インタラクティブなコミュニケーションについて結構みんなしっかり考えてますね。最近、新しく入社するメンバーもどんどん増えてますけど、リモート中心であることに対してよく不安の声が聞かれるんですよ。「日々のコミュニケーションってありますか?」「同僚とコミュニケーションをとる機会ってあります?」みたいな。

タイスケ:

そうなんですね。

タカ:

そういう質問がきた時にも、即答で「あります」と答えていて。まぁ、シンプルに会議が多い面もありつつ、例えば自分のチームだと、入って3ヶ月くらいのメンバーたちが、コミュニケーションをとるためのコーヒータイム的な時間を毎週作ってくれてるんですよ。

タイスケ:

いいですね。

タカ:

割と参加者も多くて。議題を決めずにただ集まるっていう時間なんですけど、グループの7〜8割は毎回来てるんじゃないかな。こうした集まりも含め、コミュニケーションは日常的に発生している感覚ですね。

タイスケ:

そういう日々の”慣れ”があるからこそ、今回のようなイベントの時に、みんながチャットに続々とコメントを書き込んでくれたり、スタンプで盛り上げてくれたりするんですよね。本当に、みなさんの協力あっての盛り上がりです。これだけ前のめりに楽しんでくれたことは、個人的には意外だったし、嬉しかったですね。

タカ:

やっぱり反応があるって非常に嬉しいです。アンケートの中には「もっと長くてもよかったよ」みたいな意見もありましたしね。

タイスケ:

年度末の忙しい時なので、当初は「自分の仕事をしながら気軽に聞いてもらえる」ぐらいの温度感を想像していて。それもあって、今回もう1つのレクリエーション企画として、私とタカさんで毎週配信しているNUTION デザインラジオ(NUTION組織のインターナルラジオ)を40数回行ってきた中でのベスト3の発表や、私たちが選ぶ厳選エピソードの紹介も行ったんですが。思いのほかね、気軽に聞けるこっちのコンテンツよりも、みなさんの手を動かしてもらうワークショップの方が評判良かったんです。

タカ:

我々が思ってる以上に、みなさん能動的に参加したがってる部分があるっていうことに気付けました。だから、オンラインでも「参加してる感」を生む設計っていうのは今後もっと考えていきたいですよね。プロトタイプして、やってみて、改善して。企画運営にもデザイナーの「職種柄」みたいなものが、出てる気がしますね。

タイスケ:

まさにそうですね。はたらく環境下で、なにか組織を盛り上げる会をやりたい方の参考にもなれば。盛り上がりを見せたSUPER LIVEでしたけど、次回行うとすれば、おそらく上半期の締めになると思います。タカさんはイチMCとして、どんなことをやって行きたいですか?

タカ:

うわぁ、難しいですね。でも1つは、やっぱりインタラクティブにみんなが参加できる形をもっと前向きに考えて、変に気を遣わずに作りたいなと。あともう1つは、例えばMCとか運営メンバーはオフラインで集まって、テレビ中継のような、オンライン・オフライン融合型も面白いんじゃないかなとか企んでますけど。タイスケさんはどうですか?

タイスケ:

本当に僕もジャストアイディアですが、うちの会社って、事業部単位ではキックオフや締め会といったイベントは多くあるけど、横串のデザイン組織って所属感が生まれにくかったりするじゃないですか。自分以外のデザイナーの活動を知ってもらえる、というところは考え続けたいですし、もしくはあくまでエンタメ方面に振り切っちゃうのも1つかなと思いますね。

タカ:

まさに「はたらくのデザイン」ですね!SUPER LIVEは、「はたらく」の中にありつつも、内発的な楽しさとかエンタメ性もあっていいんじゃないかなと思わせてくれる、そんな機会であり続けたいです。

タイスケ:

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。またデザインラジオやSUPER LIVEでお会いしましょう!

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