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クライアントワークと自社サービス、仕事と大自然。どちらも自分らしく、とことん真剣に。

採用ソリューション事業部 アートディレクター/デザイナー

林 園子 さん

林 園子

採用ソリューション事業部 アートディレクター/デザイナー

美術大学を卒業しWEB 制作会社でキャリアをスタート。その後、お菓子メーカーのインハウスデザイナーに転身し、ブランドサイトやキャンペーンサイト、新商品のプロモーションサイトの制作に携わる。2016年パーソルキャリア入社。dodaの求人広告デザインを多数手がけ、2020年からはクライアント企業の採用プロモーションを支援するコンテンツビルドチームに所属し、WEBサイトやパンフレットをはじめとする各種採用コミュニケーションツールの企画制作を担当。一方でパーソルキャリアのプロダクト開発プロジェクトも兼務し、クライアントワークと自社サービスを共に手掛け、領域を横断したデザイン活動をおこなっている。

  1. (01)

    (働き方のスタイル) Style of Work

    誰かの人生を変えるかもしれない仕事。だから、責任感とやりがいは大きい。

    現在の業務内容を教えていただけますか。

    林:

    主務はコンテンツビルドグループで、クライアント向けの採用ツール制作を担当しています。クライアントが抱える採用課題に合わせて、WEBサイトをはじめパンフレットなどの紙媒体や、会社のコンセプトを伝える動画、説明会やイベントで使用する採用ピッチなど、多種多様なツールを制作しています。事業会社でありながら、デザイン会社のような動き方をしている部署です。また、それとは別に、自社サービスのデザインも担当していまして「doda Recruiters」等のUIデザインなども行っています。

    パーソルキャリアに入社したのはなぜですか?

    林:

    デザイナーとしてWEB制作会社とお菓子メーカーで長く働き、新しい領域に挑戦したくなったことがきっかけです。長い間、お菓子に向き合うデザインをしてきたので、その反動でもっと人と向き合うようなデザインがしたくなったのだと思います。

    パーソルキャリアとの出会いは、dodaのコンサルタントからのご紹介でした。面接を担当いただいた方の人柄の良さが印象的で、話をじっくり聞いてもらえて、お仕事の説明もすごく丁寧。とてもフレンドリーな雰囲気でした。初めに紹介されたのは求人広告のデザイナー職でしたが、お話を聞いていくと、自社サービスのデザインを手がける業務の他にも、クライアント企業の依頼を受けて採用ソリューションを提供する業務もあるとわかり、これは理想的だと思いました。というのも過去にクライアントワークも、インハウスのデザインも、どちらも経験していて、それぞれに面白みを感じていたからです。パーソルキャリアなら、片方に絞らずに両方できるな、と。

    パーソルキャリアはどんな社風ですか?

    林:

    実感を一言で言うと「はたらきやすい会社」ですね。いい人が多いというか嫌な人がいないというか(笑)。 みんなが仕事を楽しんでいて、どんなに忙しい時でも笑顔があるような、そんな会社です。この社風は、きっと、仕事を通じてやりたいことやはたらく目的を自分で見つけて進んでいく人が多いから。“やらされ感”ではなく“自分ごと”で主体的に仕事に向きあっている人がほとんどだからかなと思っています。

    コンテンツビルドグループではどのように仕事を進めているんですか?

    林:

    お客様からのご相談をヒアリングして、企画を考え、必要となるツールを提案・制作するという流れです。デザイナーやライター、プランナーといったメンバーで毎回チームを組んで制作にあたっていて、仕事の進め方も雰囲気もデザイン会社に近いと思います。2022年4月にはグループの体制が変わり、制作を統括するディレクション専門のメンバーが増えました。これによりチームとしてのまとまりが出てきて、以前にも増してそれぞれが自分の役割に集中できるようになりました。案件ごとにチームの体制は異なりますが、どのチームもとても雰囲気がいいですね。仕事が忙しくなってきても「大変だ…」とどんよりするのではなく(笑)、「力を合わせて頑張ろう!」とポジティブに捉えて、一丸となって取り組んでいますね。

    クライアントワークに携わるやりがいは?

    林:

    様々な業界・業種のプロジェクトを担当させてもらっていますが、仕事を通して知らなかった世界を知れることが面白いですね。クライアントのことを深く理解して、打ち出し方を自分たちで考え、ゼロから作るのは難しいことでもあります。でも、時々クライアントの社員の方から「あの求人広告を見て入社を決めました!」なんて言ってもらえることもあって。そんな時はとても嬉しくなりますね。転職って、人の人生を変えるきっかけになることですから。だからこそ、私たちの仕事は責任重大です。新しい人生を踏み出す後押しに少しでもなれるように、もっと頑張らなきゃと身が引き締まる思いです。

    クライアントとはどのような姿勢で関わっているのでしょうか?

    林:

    個人的には、ツールを納品して終わりではなく長く携わっていける仕事がしたいと常々思っています。現在担当させてもらっているクライアントは、数年にわたる案件が多く、お客様との関係も良好なので、心境としてはお客様の“採用チームの一員”だと思って取り組んでいます。そのくらい密に仕事ができますので、お客様のビジネスに長く深く携われている実感があり、充実しています。

    多様性あふれる仲間たち。違いを尊重し合いながら、デザインができる喜び。

    お仕事していく上で大事にしていることはありますか?

    林:

    クライアントや社内のメンバーと信頼関係を構築することです。何か困り事が発生した時に、気軽に相談してもらえる関係性や発言しやすい雰囲気を作ることを心がけています。そのためには、まずは相手の話をきちんと聞き、相手の目線に立って物事を考えること。

     

    デザイナーにも色々なタイプの人がいて、ロジカルで言語化が得意な人もいれば、課題を捉えたらとにかく手を動かして解決策を素早く形にするのが得意な人もいます。私は迷うことなく後者のタイプ。なので、お客様のお話を伺ったら、まずはデザインの方向性をいくつか作って、それをもとに社内のメンバーやお客様と議論を進め、デザインの精度を高めていきます。もちろん、その過程ではたくさんのご意見をいただきますが、初稿へのダメ出しやデザインへの指摘は全く気にならないんです。自分が見落としていたポイントに気づけたり、想像もしていなかった視点を得られたりしますからね。あと大事にしていることは、“現場”です。文字の情報ももちろん大事なのですが、お客様の会社の雰囲気や社員の皆さんに直接触れることで見えてくるものがたくさんあって、そこにデザインのヒントがあったりするんです。だから、現場に伺うことが大好き。取材や撮影、ミーティングなどお客様と直接お話しできる場には積極的に参加しています。

    お話を伺っているとお仕事に前向きで、まさに「はたらいて、笑おう。」を実践されていますね。

    林:

    自分でもその実感はあります(笑)。それはやはり人との関係性が大きいです。パーソルキャリアには様々な考えを持った人がいて、各自の「違い」を個性と捉えて価値観を尊重し合える空気があります。だから、はたらいていて心地よいんです。もちろん壁にぶつかることもありますが、メンバーに相談しているうちに「なんで悩んでいたんだっけ?」と笑い話になることも。そんな環境でやりがいをもって好きなデザインの仕事に向き合えています。幸せなはたらくを実現できていて、嬉しいです。

  2. (02)

    (生き方のスタイル) Style of Life

    渓流で過ごす時間が、自分に、仕事に、大きなエネルギーを与えてくれる。

    趣味は渓流釣りだそうですね。

    林:

    もともとアウトドアが好きだったんです。登山や沢登りを通して渓流の中で過ごす時間が好きになり、竿一本とライン(糸)と毛鉤(けばり)だけでできる「テンカラ釣り」に興味を持ちました。出身地の石川県には伝統工芸で「加賀毛鉤」というものがあるんです。それは本当に美しいアクセサリーのようで、見た瞬間一目惚れして、作ってみたいと思いました。毛鉤巻きの講座に参加して、そこで釣りの師匠に出会い、今もいろいろと教えてもらいながらテンカラ釣りに夢中になっています。自分の巻いた毛鉤で魚が釣れるのはとても楽しいですね。腕前はまだまだですが、イワナ、ヤマメ、ニジマスなど……その川にどんな虫がいて、渓流魚たちがその瞬間に何を食べているかを研究して、鳥の羽や糸、ビーズ等で虫の形に似せて毛鉤を巻いています。シーズン中はほぼ毎週末、奥多摩を中心にいろんな渓流を訪ねています。

    毎週! すごく贅沢で素敵な過ごし方ですね。

    林:

    苔むした樹木や岩、しっとりした空気、清らかな川の流れ……、山岳渓流とよばれる場所がとても好きなんです。釣りをすることはもちろんですが、自然の中でゆったり過ごす時間が大好き。意外なようですが、東京はアウトドアが楽しめる自然まで至近という世界的にも珍しい都会なんですよ。奥多摩にも都心から公共交通機関で1時間ほどで行けますから。行かないのはもったいないと思いませんか?(笑)。東京の街中も良いですが、東京の自然に触れる機会があると、とても楽しいと思いますよ。

    渓流釣りはお仕事にもいい影響を与えていますか?

    林:

    自然からたくさんのパワーをもらうので、元気になれます。基本的にはずっとパソコンの前にいる仕事ですから、自然の中に身を置くことがいいリフレッシュになっています。正直な話、週末自然の中に身を置かないと、翌週の仕事のパフォーマンスもやや下がり気味かも、なんて(笑)。日々の生活で、「物事を客観的、俯瞰して見ること」とか「見方を変えると世の中で嫌なことって何ひとつない」という視点を持ち続けたいと思っているんですが、そういう前向きな考え方って自分が健やかな状態であってこそ、ですよね。だからこそ、自分を元気にするために自然で過ごす時間はこれからも大事にするつもりです。

  3. (03)

    (未来へのスタイル) Compass to the Future Compass to the Future

    デザインの力を通じて、たくさんの人に「はたらくを楽しむ」を広げていく。

    パーソルキャリアを舞台にどんなことをかなえたいですか?

    林:

    転職を考える方々が、「はたらいて、笑おう。」を実現できる会社に出会うきっかけをデザインできたらという想いで、日々はたらいています。様々な企業の採用ソリューションを手掛けてきて言えることは、どんな会社にも必ず魅力はあるということです。でも、世間も、その会社に勤めている人も、もったいないことに魅力に気づいていないことがあります。そこを私たちが発見してユーザーに届け、誰かのはたらく楽しみに繋がっていく。そんなデザインをもっともっと実践していきたいですね。

    1人のデザイナーとしてはいかがですか?

    林:

    自然や環境保護に関わるデザインをしたいですね。自然をよく知っている人は、決して自然を汚しません。だから、面白いもので、人が自然に行くほどにきれいになったりするんですね。私自身この豊かな自然の存在を誰かに伝えたくて、動画の撮影・編集も始めたんです。私が手がけたデザインや動画を通じて自然の素晴らしさをたくさんの人に知ってもらったり、さらには自然に足を運んでもらえるようになったら最高だと思います。

    パーソルキャリアでは、これからどんな人が活躍できると思いますか?

    林:

    自分で考えて物事を進めるのが好きな人、人を巻き込んで進めていく力のある人、でしょうか。大きい会社ではあるのですが、自由度が高く、ベンチャー企業やデザイン会社のような雰囲気があるので、自分から目的に向かって動ける人にはとても楽しい会社だと思います。最近、多様な経験やバックグラウンドを持ったデザイナーがたくさん入社してきていて、面白い人が集まっていますので、今後ますます楽しくなっていくと思います。

    ※ 所属・肩書および仕事内容は、取材当時のものです。

    執筆:宗像 誠也(White Note Inc. )
    撮影:吉田周平
    編集:重松 佑(Shhh inc. )

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UXリサーチャー

日常に寄り添うUXリサーチで、たくさんの人の「はたらいて、笑おう。」を支えたい。

テクノロジー本部 デザイン推進統括部 戦略デザイン部 UXリサーチ第1グループ リードディレクター/サブマネジャー

佐世 季美佳 さん

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